農園では引き続き剪定作業をしています。
樹が年々大きくなるにつれて、作業量も増えてきました。
冬ものんびり出来なくなってきましたが(^^;)、成長する事は純粋にうれしいですね。

ぶどうは凍害の恐れがあるので、
12月~1月は枝の半分ほどまで切る「仮剪定」をしておきます。
2月頃に最低気温が高くなって来た頃から「本剪定」を行います。
枝の切り口には保護剤を塗り、凍害と乾燥、雑菌の侵入から守ります。

桃や柿に比べてとても繊細なぶどう。
一見単純に見えるのですが、切る位置から芽の向き、数など悩み所はたくさんあります。
今年の収穫への影響から今後の樹の成長まで左右してしまうとても大切な仕事です。

園主の最近の1冊「ブドウ樹の生理と剪定方法」

剪定に関する新刊を入手しまして、休憩時間もしっかり勉強^^
これから行う醸造ぶどうの剪定について詳しく書かれています。
新しい発見があり、とても貴重な1冊となりました。

風のない穏やかな日は、野鳥が集まってきて賑やかな畑。
あちこちで花が咲き始めていて、春間近というところです^^