年始からスタートした剪定ですが、
桃と柿が終わり、ただいまぶどうを進めています。

ぶどうの樹は棚や垣根に誘引して仕立てる事もあり、
桃や柿とはちょっと違った作業が発生します。
今回はそんなぶどう剪定の裏側をご紹介!

まず一つ目は「誘引テープ」の回収です。

ぶどうの枝をワイヤーに誘引するテープなのですが、
これを一つずつ外していきます。

地面に落ちて風化する「光分解テープ」ではありますが、
環境への配慮や美しい農地を維持する目的で、極力回収するようにしています。
農地が美しいと気持ちよく仕事に取り組めます^^

2つ目、以前にも紹介した事がありますが、
ワイヤに絡みついた「巻きひげ」を取る作業があります。

ぶどうは蔓を伸ばしてワイヤなどに掴まって枝を伸ばして行きます。
この蔓には病気の原因となる菌が付着していると言われています。

そのままにしておくと、新たに芽吹いた新梢に病気を発生させてしまうので、
すべて綺麗に取ってしまいます。

この巻きひげ、冬になると結構固くなっているのですよね^^;
コツコツ地味な作業ですが、ぶどうの為にがんばります!

そして3つ目。焚き付けを作ります。

誘引したぶどうの枝は、比較的まっすぐに伸びているので焚き付けに最適です。
コンテナの幅に合わせて切っておくと、
次シーズンに薪ストーブの焚付けとして使うことが出来ます。

活用しなければただ焼却して終わりですが、
ひと手間かければ資源として循環させる事ができるのです^^

自然の恵みで成り立つ仕事をさせて頂いています。
できる限り自然にやさしく、負荷をかけない取り組みを続けたいと思います。

(あれ?話がだいぶ逸れた気もしますが、今日はこの辺で~^^)