長野県も雨が続いており、心配のメッセージを多数頂いております。
今のところ被害は出ていない状況ですが、
まだ数日雨が続く予報ですので、引き続き警戒を続けたいと思います。
ご連絡頂き本当にありがとうございました。
雨続きで不安と焦りがありましたが、とても元気づけられています。
一刻も早く天候が回復し、これ以上被害が広がらないことを祈っております。


それにしてもよく降ります。。

梅雨の季節といえば、ぶどう作業の繁忙期にあたります。
本当なら晴耕雨読と行きたいところですが、
雨の中でもできる仕事を進めなければなりません。

もう何年もこんな梅雨を過ごしていると、
雨でも結構快適に作業できるようになってきたんですね。(意に反してですね^^;)
今回は雨の中で作業する際のコツを紹介してみたいと思います。

まず最も重要なことは、カッパの中に雨水を侵入させないことです。
服が濡れるとどんどん体温が奪われて、あっという間に戦意喪失(笑)
おまけに風邪をひいちゃいます。雨水が入らない対策が重要です。

カッパの上は、一番雨に晒されるので性能の良いものを選びます。透湿防水素材だと快適。
カッパの中は暖かい服装を。雨風が強い時は、服が濡れてなくても寒く感じます。
私は寒がりですので、フリースベストとかヒートテックを着ています。

フードをかぶり、プラスチックなどのバイザーをつけて顔が濡れないようにします。
顔が濡れると服の中まで流れて来ます。

バイザーはフードの上から付けると、より防御効果が高いです。
普段より視界が暗く狭くなりますので、転ばぬように。

タオルハンカチがお気に入り

袖口にはリストバンドやタオルを巻いて雨水の侵入を防ぎます。
ぶどうは上向き作業なので、ここから水が入ってくる。
時々絞ったり、交換したりして、中に浸み込まないように気を付ける。

下は長靴にレインスカート。
レインスカートは最近導入したのですがとても良いです。
今まで長靴とカッパのズボンでしたが、暑いし、とにかく着脱が大変でした。
これは巻いているだけなので涼しく着脱も簡単です。

ただ作業によっては巻き込み等の危険があるので、適材適所で使うのがおすすめ。

こんな感じで摘粒をしています。
長靴で踏み台や脚立に乗るととても滑りやすいので十分注意が必要です。

また最近のような長雨の時は、携帯電話を持ち歩き、
警報や避難情報を常にチェックすることも忘れずに。
周辺の音にも気を配り、異変を感じたらすぐに撤退できるよう準備しておきます。

いやーさすがにこれだけ雨が続くと、できる作業もなくなって来ますね。
早くぶどうに袋掛けしてあげたいなぁとヤキモキしています(笑)

(雨の中作業される際は、状況に応じて装備や服装を調整し、
無理はしない、安全第一が大事です)