3月で移住から丸7年が経過しました。
農業を始めて自然の中にすっぽり身を置いていると、
どうも季節に追い立てられるような感覚になり、時間が加速しているように感じます。

私たちは「移住」して「農業」を始めたわけですが、同時に古民家での暮らしもスタートしました。
これが移住をより一層おもしろく感じさせてくれました。

引越してきた時、まだお風呂工事をしていました。
当然入浴出来ませんから、毎日温泉とか銭湯に通っていました。
家にお風呂が無いってなかなか体験出来ませんよね^^
とても新鮮だったし、近隣の温泉と銭湯はほとんど網羅する事が出来ました。
そして完成した時、家にお風呂があるありがたさをしみじみ感じました。

次に畳から床に張替えを行いました。
畳をはがすと床下から炬燵が発掘されました。笑。
初めて見たので驚きと感動がありましたね。
炬燵以外にも床下から空き缶が出てきたり、古民家ならではです。

台所やリビングの床をやっている時はえらいこっちゃ!です。
しばらくの間、生活空間の床が一部無いという状況が続きました。
朝寝起きの状態で、根太を渡って洗面所に行くとか。
大引きを飛び飛びで玄関まで行き「行ってきまーす!」とか。
とてもエキサイティングな体験でした。笑。

台所床張り中の仮設台所です。もう家の中でキャンプしている状態(^^;)
住みながらのリフォームは本当にドタバタでしたが、今となっては楽しい思い出です。

現在のリビングダイニング

結構長い間工事しながら住んでいたせいか、
家でキャンプしている感覚や、旅先にいるような非現実感が、未だに残っている感じです。

東京に暮らしていた頃によく出かけていたキャンプや旅行にはほとんど行かなくなりましたが、
なんとなく毎日が冒険みたいな日々になりました^^

現在は生活に必要な部分のリフォームは完了し、やっと暮らしが落ち着きました。
また隙あらば直したいところは多々ありますが、ぼちぼちゆっくりやって行こうと思います。
また1年みなさまよろしくお願いします^^