5月中旬、雨も多く気温も少し低めな今日このごろ。
それでも畑では、新梢(しんしょう)がぐんぐん伸びる時期を迎えています。
今回は、栽培しているぶどう4品種をご紹介します。
どれも似ているようで、よく見るとそれぞれに個性があるんですよ^^

まず1枚目はシャインマスカット。
葉はやや黄色味を帯びた明るい緑色で、全体的にマットな質感です。
新たに開いたばかりの葉は、白っぽく見えますね。
この黄緑色でマットな質感は、シャインマスカットの果実に通じる特徴です。
葉にも品種の個性が表れているのが面白いところ。

2枚目はナガノパープル。
葉は濃いめの緑色で、シャインマスカットと比べるとややツヤがあります。
葉の縁や芽のまわりにうっすらと赤〜紫色が差しているのも特徴的です。
葉の形は全体的に丸みを帯びています。
色味や質感からも、黒系品種らしい雰囲気が感じられます。

3枚目はふじみのり。
ナガノパープルと似たような深い緑色ですが、
こちらはツヤが強く、やや透き通ったような質感です。
葉の切れ込みもやや深めで、輪郭がくっきりと見える印象。
同じ黒系ぶどうでも、葉の表情に違いが出ていますね。

最後4枚目はバイオレットキング。
シャインマスカットに似た黄色味がかった明るい緑色の葉。
ほんのり赤みがあり、マットな質感です。
シャインマスカットを交配しているため葉が似ていますね。
以上、4品種のぶどうをご紹介しました。
葉っぱをじっくり観察してみると、品種ごとに意外と違いがあることに気づきます。
特に若葉のうちは個性がはっきり出やすく、見比べるととても興味深いですね。
というわけで、今回は品種ごとの新梢の違いを見てみました。
今後もぶどうたちの成長の様子を少しずつお届けしたいと思います^^